ブローダーハウスユニット(BroaderHausUnit)代表の岡見です。BHU第16回公演『チェイス・マンハッタン』にまつわる様々なエピソードを、ブログに掲載中です。今回はその6回目。「新しいメンバー2人はどこから来たの?」の続きです。GWで出かけている人が多くてこのブログにアクセスする人が減っているかと思いますが、気にせず進めます。ケータイからも見られますので、行楽地で不意に訪れてはいけないはずの「退屈ムード」が訪れたときにアクセスしてみてください。
さて、前回書きそびれましたが、私は特に「2人芝居」にこだわりはありません。バカが2人しかいなかったら2人用の作品を書きますし、それが増えたら増えた分だけの作品を書きたいと思っています。とにかくバカがいない。テレビでバカなフリをしている人は大勢いますが、あれはまだバカではない。映画『オースティン・パワーズ』が流行り始めたあたりから使われた「おバカ」レベルです。
かつて名のある脚本家の方から「BHUは46億年のバカだね」と評されたことがあります。「腰掛けのバカ」ではなく「本腰を入れたバカ」だと。光栄です。何を言っているのかわからない人、ごめんなさい。
バカをたずねて三千里も歩いてはいませんが、なかなか周囲にバカな人がいませんでした。バカを見るのが好きな人は大勢いてもバカをやろうと思う人がいない。冷静に考えると「バカを見たい人」のほうが多い上に、フラストレーションが溜まってきますよね。そこを金塚とおかみが、観ているお客さまに発散してもらおうとバカをやってきましたが、もっとバカがいればもっと発散できる人が増えて、みんな「スッキリ」するんじゃないか、そんなことを考えていた矢先、写真右の阿部みゆきがBHUのスタッフとして参加するようになりました。
こうも「バカバカ」書くと、まるで阿部がバカな人のように思われるかもしれませんが、彼女はバカというよりは「バカの海に飛び込める人」という印象を受けました。案の定「出てみないか」という打診をBHU側からしたところ「出ます!」と返事をしてくれました。素晴らしい。バカを恐れぬ勇気。そんなものがあるのかどうか知りませんが、これでひとり増えました。もともと舞台女優をしている人だから誘ったというのもありますが、彼女にはどこか「怖い物知らず」なところを感じました。いずれ彼女も立派なバカになってくれることでしょう。
一方、写真左の橋本淳子は出会ったときからバカでした。私がもうひとつ抱えているユニット「東京ゲオグランデ」のメンバーが参加しているダンスユニットBuri♥camaのリーダーで、そのライブパフォーマンスを披露する場で彼女のバカ加減に「これは誘うしかない!」と思ったのでした。ダンスバカじゃなくてバカダンスバカ。ああ、もう上手く言えない。
BHUの舞台は観たことありませんでしたが、稽古場でもスグにバカ全開で走り出してくれました。ちなみに『チェイス・マンハッタン』の劇中に登場するシンプサンズのダンスの振り付けは彼女によるものです。ちょっとバカ度を抑えてもらいましたが(他の2人はダンサーじゃないし)それでもバカの香りを感じることはできたかと思います。
とは言え、いくら「バカの海に飛び込め」たり「バカダンスバカ」と言えど、そう簡単に「46億年のバカ」に染まれるわけがない。そこは正直そうだと思います。私のバカ演出もちょっと遠慮気味だったかもしれない。『チェイス・マンハッタン』にバカを求めてこられたお客さまで「ちょっと物足りない」と思われた方がいらしたら、この場を借りてお詫びします。
ですが、これからですよこれから。これからどんどんバカが増えていきますから、楽しみにしていてください。次回は「バカ話」ついでにBHUのバカの姿をお見せしましょう。
また明日。
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